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PTGui レンズデータベース 1
- 2010/09/05(Sun) -
PTGui レンズデータベース機能を使う

レンズセッティング画面にあるレンズデータベースはレンズとカメラに依存するパラメーターを保存しておく機能です。
レンズコレクションa,b,cやshiftは使うレンズとカメラが同じならいつも同じになるはずのパラメーターですから、保存しておけば色々便利です。
普段は複数毎の画像に打ったコントロールポイントからオプティマイザーがレンズパラメーターを割り出してくれるので必要ないですが、それが難しい場合にロードして使います。(コントロールポイントが打ちにくい。画像の枚数が少ない。そもそも1枚しかない。とか)

具体的にはこういう場合
・底面の三脚を消すとき、CUBICに変換した底面に重ねるためのレクトリニア画像を魚眼から変換する。
・普通の広角では収まらないような絵も、魚眼で撮って歪みを補正すれば超広角レンズで撮った絵に。
・魚眼じゃないレンズ(普通のレンズ)でも樽型収差、糸巻き収差を補正。
・パノラマ撮影で、海や空のカットばかりでコントロールポイントが打ちにくい場合。
 レンズパラメーターをロードしてやれば、あとは各画像の位置と傾きだけなので、手で打った少ないコントロールポイントでも何とかステッチできるかもしれません。ダメでもパノラマエディターで合わせれるところまで合わせて、後はレタッチでなんとか…。特に一周してないパノラマに便利。




使い方、応用のしかたは次回以降にして、今回はまず、レンズパラメーターを割り出して保存します。

まずは、パラメーターを入手するため360°の円筒パノラマを作成します。
通常のステッチのときにもパラメーターは出るんですが、画像同士の重なりが少なく、画像中央部などは正確な値が出ないんじゃないかと思います。
そのために画像同士のオーバーラップを大きく取って撮影します。コントロールポイントもすごい数になりますが、全てがぴったり納まるパラメーターがあるはずです。

撮影する場所は、NPPズレによる視差の影響を受けにくく、動体が少なく、コントロールポイントが打ちやすい場所。 が理想ですが、とりあえず近所の公園です。
欲を言うとこの公園より、足元や上空にもポイントが打ちやすい場所がいいですね。ビルが林立しているオフィス街とか、建物の中の方がよかったかもしれません。
WS000241.jpg

10mm対角魚眼で水平に1周撮影しました。私は普段10mmは18クリックのローテーターを使って6枚撮影しているので、今回は1クリックごとに撮影。普段の撮影の3倍の枚数になります。
ノッチを多くできないローテーターの場合はとりあえずクリックを無視して、オーバーラップを50%以上取って撮りまくりましょう。2周回してもOKですが、一周に満たないとFOVが求められないのでNGです。

で、この画像をPTGuiでステッチ。shift値もオプティマイズしましょう。
雲や人に打たれた不良コントロールポイントを削除して…この辺りは普段のステッチと同じです。
WS000245.jpg

WS000249.jpg
Delete worst control pointで30ポイント削除するだけでかなりいい線にいきました。
コントロールポイント約1700ヶでこの数値なら信頼できそうです。
やっぱり人や車などの動体がない所で撮ったほうが楽かもしれませんね。


Lens setting画面を見てみましょう。
WS000250.jpg

いま表示されているパラメーターがこのレンズに起因するパラメーターです。
レンズデーターベース画面を開いて、名前を入力して左下のsaveボタンで保存します。
WS000254.jpg

レンズとボディの組み合わせで変わるパラメーターなので、名前もボディ&レンズ名にしておきましょう。
私はボディは1つしか持ってないのでそんな心配は要らないですが…
これで、レンズコレクションa,b,cとshiftが保存されました。


今後はこれをロードするだけで、パラメーターを読み出せます。
使うときは、パラメーターを選択して、下真ん中の「Load from database」ボタンを押すだけで全画像に数値が適用されます。
WS000256.jpg


あと、Image Parameter画面の下にもレンズデータベースにアクセスするボタンがあり、こちらは選択した画像だけ違うレンズを使った場合に必要になります。
WS000257.jpg



もちろん魚眼だけではなく、普通のレンズの場合も同じように円筒パノラマを作ればパラメーターが得られます。
ステッチに使わなくても樽型収差、糸巻き収差の補正もできるようになるので、暇なときに一度やっておくと便利です。
QTVRマウントには普通、カメラの三脚穴で固定するので、レンズが変わっても光軸位置は変わりません。NPPのセッティングはカメラの前後位置の調整だけで済むので、そんなに手間はかからないと思います。


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